歴史は「べき乗則」で動く

分布

正規分布

・鶏の卵の大きさ

 

べき乗則

・ばらばらにしたじゃがいもの破片。破片の重さが2倍になるごとに、破片の数は6ぶんの1になる(100g~0.0001g)まで

 

地震についてエネルギーが2倍になるほど、地震の頻度は4分の1になる。

べき乗則が当てはまるデータについては「一般的」「典型的」「異常」「例外的」という言葉が通用しない。

べき乗則が当てはまるデータについては小さいものと大きいものは同じルールに則っていることが逆説的にわかる。

→同じルールに則っているからこそ、べき乗則に則ったデータが出る

 例:小さい地震と大きい地震のエネルギー量と頻度はべき乗則に則っている

  →大きい地震と小さい地震を引き起こす原因は同じである。大地震を起こす特別な理由は存在しない。

 

じゃがいも実験

凍ったじゃがいもを壁にぶつけてばらばらにする。

・おおよその破片はこの大きさになるという(平均的な)破片というのは存在しない。

 

べき乗則

縦軸の値が横軸の値の何乗かに比例している曲線のこと。